研究課題
基盤研究(C)
本研究は、江沖民時代の中国のガバナンス構造を理解するため、その核心である中央地方関係を分析することを目的とするものである。1993年と2001年におこなわれた財政制度改革の政治過程を事例に「、中央が人事を絡めて地方指導部を牽制したため財政制度改革に成功した」という仮説、「人事・財政リンケージ説」に立って分析を進めた結果、人事データの整理、制度改革の過程の解明についてもっとも詳細な水準に到達できた。
すべて 2012
すべて 雑誌論文 (1件)
国際学研究(関西学院大学)
巻: 第1号 ページ: 9-19