研究課題
基盤研究(C)
研究成果は、第一に1949年に成立した戦後ドイツ連邦制の歴史的位置を明らかにしたこと、第二に占領体制下における国家化と原連邦化を検出したことである。前者に関しては、経路依存論に依拠しながら、戦後連邦制の特質を歴史的な連続性と断絶性の双方から究明した。後者については、アメリカとイギリスの占領地区の州形成、統治体制とその変容を検討し、戦後ドイツ連邦制の原型がいかに創出されたかを解明した。
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名古屋大学法政論集
巻: 第246号 ページ: 1-57
巻: 第241号 ページ: 1-53