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2012 年度 研究成果報告書

政策過程の変容-国と地方自治体の比較分析-

研究課題

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研究課題/領域番号 22530141
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 政治学
研究機関中央大学 (2012)
愛知学泉大学 (2010-2011)

研究代表者

三船 毅  中央大学, 経済学部, 教授 (00308800)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード政策過程 / 地方政治 / 地域政党 / 空間理論
研究概要

本研究の全体目的は、自民党小泉政権から民主党鳩山政権期における「国レベル」と「地方レベル」の政策過程の相互関係を空間理論から分析することである。具体的には、政治主体である政党・有権者の行動を定式化し、ゲーム理論を用いて政治主体の行動から政策の均衡点を導出し、現実の政策との均衡点の比較分析を行った。分析結果から得られた知見は、選挙における国政レベルや地域政党と有権者の政策位置は、理論的均衡点とデータによる政策位置には乖離がみられ、国政政党・地域政党、候補者は非合理性を内包していたことである。また、国政と地方の政策過程の相互作用は、地域政党が自壊していくことにより、確認できなかった。また、研究対象とした時期には、有権者の政治不信が顕著に上昇しつつある時期でもあったため、有権者の政治不信の構造に関しても研究を行った。その結果、有権者の理論的な政策位置と現実の政策位置に乖離をもたらす一つの要因として政治不信があることが明らかになった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2011

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 歴史的経験の重層化による政治不信の蓄積2011

    • 著者名/発表者名
      三船毅
    • 学会等名
      日本選挙学会 ポスターセッション
    • 発表場所
      関西学院大学
    • 年月日
      2011-05-18
  • [図書] 第3 章選挙情報からみた被災地の選挙, 被災地から考える日本の選挙 情報 技術活用の可能性を中心に2013

    • 著者名/発表者名
      三船毅・河村和徳、河村和徳・湯淺 墾道・高 選圭
    • 出版者
      東北大学出版会

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公開日: 2014-08-29  

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