研究課題
基盤研究(C)
日本とロシアは戦後70年になろうとする現在まで、第二次世界大戦末期に生じた領土問題のせいで平和条約を締結できぬままである。日本ではこの問題の解決に向けたさまざまな議論があり、研究も進んでいるが、ほとんどは日本側からの視点で問題をとらえようとするものである。当該研究は、ロシア側にその視座を持ち込み、特にソ連邦崩壊後にロシアに定着した地政学的視点から領土問題を再検証するとともに、両国の係争地となった千島列島の歴史を含めて現在の北方領土(南クリル)の現状把握に努めた。
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UNISCI Descussion Papers
巻: No.32 ページ: 187-204
Journal of Borderland Studies
ページ: 283-295
Материалы XXV Российско-японского симпозиум а историков иэкономис-тов ДВО РАН и района Кансай (Япония)
ページ: 131-140