東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の非国家的行為主体をトラック2(シンクタンク連合)とトラック3(市民社会アクター)に分類し、それぞれのトラック間の特徴、相互作用に特徴を見出した。政府間機構への関与の様式、ASEANが憲章を履行するうえでもっともこうした非国家的行為主体が活発な論議、行動を展開できる人権の分野とこれまでトラック2で展開されてきた安全保障協力分野の交差する領域を研究した。とりわけトラック2とトラック3アクターが時には競合し協調するアドボカシーを展開する過程を「水平対話」モデルを援用し分析を行った。
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