研究課題
基盤研究(C)
本研究では、国際通貨基金(IMF)からの融資と米国の海外援助とがどのような関係で途上国が行う金融改革に影響を与えているのかについて検討した。その結果、米国からの海外援助が多い国ほど、IMF から金融支援を受けている国では銀行の民営化や利子率の自由化等の自由主義的改革を途上国は金融政策において進める一方、銀行の規制強化に関しては、米国の海外援助の影響は見られず、むしろ米国の海外援助がない場合にIMFの影響で規制強化が進むことが明らかになった。
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