研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ドイツの対外文化政策の政策形成過程を歴史的・実証的に分析し、国際関係における文化の扱いを批判的に考察した。1950 年代から 70 年代にかけて、文化政策が「外交の第三の柱」とされ、幅広い文化概念やパートナー的協力といった「リベラルな原則」が形成・実践されたが、その裏では、関係者の政治的意図や組織エゴイズム、縦割り行政構造等によって、「国際関係における文化」の扱いをめぐりさまざまな葛藤や混乱が起きたことを明らかにした。
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成蹊大学文学部紀要
巻: 第48号 ページ: 241-267
インターカルチュラル
巻: 第10号 ページ: 147-160
国際政治
巻: 第168号 ページ: 74-87