研究課題
基盤研究(C)
本研究は、既存の冷戦史研究が当然視してきた通説-東地中海・中近東・欧州での冷戦開始時期と比べて、極東での冷戦開始時期は遅かった-が極めて怪しいことを、国際関係史の観点から示唆した。また本研究は、日本占領期、GHQがスパイリンクを通じて、日本共産党内部の多数の秘密文書を獲得すると同時に、狡猾的にも、ソ連が日本の共産化を狙って送り返した「洗脳された」抑留者から、ソ連に関する戦略的情報を獲得していたことを証明した。
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