研究課題
基盤研究(C)
本研究は、アダム・スミス『道徳感情論』における公平な観察者の理論を用いることにより、社会規範とは直接に相互行為する行為者から独立した行為規則であることを示した。この社会規範の把握、つまり、ルールの外部性と観察者の存在の必要性の指摘により、これまでのゲーム理論による社会規範論に内在する困難、つまり規則そのものの良し悪しを判断できないという欠点を克服することができることを示した。
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経済研究
巻: 17巻、4号 ページ: 77-94
三崎和志・水野邦彦編『西洋哲学の軌跡』晃洋書房
ページ: 48-58
巻: 15巻、4号 ページ: 175-193