研究課題
基盤研究(C)
本研究は、近世中後期に見られる国益思想について、歴史的意義を明らかにした。具体的には砂糖国産化に尽力した武蔵国川崎領大師河原村の名主池上幸豊を素材に、従来の五穀中心の増産思想=封建思想から、甘蔗砂糖を始めとした商品作物育成を奨励する思想=国益思想へと転換することを明らかにした。また、この国益思想を支えるネットワークとして、実学者、国学者、そして政治家の三つのグループが存在したことを明らかにした。
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日本経済思想史研究
巻: 第26巻 ページ: 7-20
山口県史研究
巻: 第20号 ページ: 37-55
交通史研究
巻: 第76号 ページ: 25-36
修道商学
巻: 52巻-2号 ページ: 221-227
和菓子
巻: 18号 ページ: 30-43
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