研究課題
基盤研究(C)
本研究は東アジア諸国の債券市場にける価格変動(収益率変動)をEngle(2002)の多変量条件付き分散・共分散変動モデルを用いて分析する。2000年代に各国の債券発行残高は急速に拡大したが、発展段階は国により大きく異なる。債券市場発展度の低い国を除き、分析対象とした国の間でも、米国・日本の先進市場と相関が強い香港、シンガポールと中程度の国(韓国、マレーシア、タイ)及び相関の低い(インドネシア、フィリピン)に分類される。この事実は東アジア債券市場の協力・育成の方策に一定の示唆を与える。
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