研究課題
基盤研究(C)
「病床数を減らすことで医師の生産性が上がり、それによって平均在院日数を短縮できるため、医師数はそのままで退院患者を増やすことが出来る」という仮説について実証的に検証を行った。結果は、仮説に否定的なものであった。実証分析によると、医師数をそのままに病床数を減らすことによって、言い方を変えると、病床当たりの医師数を増やすことによって、確かに在院日数を短縮し、病床当たりの退院患者を増やすことは出来る。しかし、この効果は病床減の効果を補って総退院患者を増やすほどでは無かった。
すべて 2014 2013 2011
すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)
上智大学経済学部ディスカッション・ペーパー
Sophia Economic Review
巻: Vol. 58 ページ: 23-28