研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、経営破綻危機が問題となっている公的病院について、多変量解析による接近によって、経営破綻危機の要因と改善策を明らかすることにある。本研究の主たる結果は以下の通りである。つまり、医師不足によって施設の稼働率が低いために収益を生まない施設の維持費が重荷となって経営が悪化している姿が明らかになった。このことは、人件費を下げることで財務が改善するとしているこれまでの分析結果とは異なる結論が得られており、医療市場の特殊性から単にコストを下げるだけでは問題は解決しないことが明らかになったといえる。
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大阪大学大学院国際公共政策研究科 OSIPP Discussion Paper
巻: DP-2012-J-009 ページ: 1-20
嘉悦大学ビジネス創造学部ディスカッションペーパー
巻: DP-2012-J-001 ページ: 1-20