研究課題
基盤研究(C)
本研究課題の主要資料である「銀行業における競争の歪み調査報告書」等の分析・検討に基づいて、戦後西ドイツの銀行3業態(信用銀行、貯蓄銀行、信用協同組合)は1950年代後半以降回復し、競争条件の不均衡をめぐって対立を深めたこと、「銀行業調査」の議論の中で貯蓄銀行に対する優遇税制(一部)と利子率規制に関する競争協定が1967年に廃止されたこと、これらによって銀行業における「公正な」競争条件の整備と実際の市場競争過程が深化したことを明らかにした。
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彦根論叢
巻: 第394号 ページ: 174-188
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/eml/Ronso/394/mitsuishi.pdf