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平成２２年度に開始した本研究は、平成２５年度に、内外の学会誌に、独文を含む学術論文を発表することによって終了の予定であった。だが、当初の計画以上に進展した本研究は、『歴史と経済』第２１６号所収論文と、K. Hardach編著所載独文論考の両成果を得るに至り、その目的は、平成２４年度中に基本的に達成された。この間、ほぼ時を同じくして、シュレージエン貴族史に関するR. Gehrkeの通史的な基礎研究(平成２２年度)と、世襲財産制の現代的意義に論及したM. Wienfortのドイツ大土地所有史研究(平成２３年度)に、加藤の業績が引用・紹介され、国際的成果の点でも、一定の進展を確認することができた。
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