研究課題
基盤研究(C)
1901年に最初の漁業法が制定されるまで、多くの議論があり、帝国議会での審議が難航したことが知られている。漁業法案に対する反対論の一つに北海道の漁業者の見解があったことが知られている。本研究は、明治期に漁業法が制定されるにあたっての北海道漁業者の見解を、漁業の実態から解明し、また修正の上制定された明治漁業法が日本の周辺地域に普及していく際の問題点を、朝鮮を事例として解明した。これらの研究により、現行漁業法の前提である明治漁業法の性質を考察した。
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