(1)タイの部品産業は、日本の部品産業と同程度に発展してきている。それは、1972 年代初期から、日・タイ政府の協力により、日本からの家庭電器、自動車などの直接投資が促進されたからであり、さらに日本の完成車メーカーや第一次部品メーカーによるタイの部品供給企業への指導、タイの教育訓練機関の果たした役割が大きい。 (2)それに対して、ベトナムでは、部品産業が未だ発展していない。それは、日本企業の進出が 1990年代からと遅れたこと、ベトナム政府が人材開発のための方策を十分に展開していないことによる。 (3)その成果は、二つの論文にまとめられた。
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