研究課題
基盤研究(C)
本研究の研究成果を要約すれば以下のようになる。国家プロジェクトにおいて、工学的なプロジェクト・マネジメント(アリソンの第一モデル)の視点だけでは成功を再現することに有効ではない。その際には、組織の逆機能(第二モデル)に着目して、制度が存続するレディティマシーを分析の中心に据えることも重要である。また個人の意味世界(第三モデル)から、プロジェクトにおける計画が人々の言説によって構築されていく様に焦点を当てることも等しく有用である。本研究の最大の貢献は、複数モデルの分析によって、国家プロジェクトにおける技術管理、組織管理、意味構築の3つの複雑な関係の一端を明らかにしたことにある。
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Comparative Responses to Globalization : Experiences of British and Japanese Enterprises, Palgrave Macmillan
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