研究課題
1.地域の内部力には、人材力、技術力、流通条件等が考えられ、「企業従業員の地域への思い」を地域コミットメントとして定義して分析した。2.外部力とは、地域外の専門家、文化人、企業などによる課題発見力、需要の把握力、企画・デザイン力、販路開拓力などがあげられる。3.本研究の地域とは、特定のビジネス上でまとまった空間(ゾーン)であり、行政区画とは必ずしも一致しない。即ち、本研究の地域設定(ゾーニング)は、行政区画より広かったり狭かったりする。4.基盤となる地域コミットメントと地域内のリーダーシップの2つが内部力の基本となる。その上で、課題発見、需要動向の把握、企画・デザイン、販路開拓といったプロセスごとに外部力のステークホルダーや役割が異なるというモデルを想定した。5.成果(パフォーマンス)の指標は、その地域を訪問したいかという「訪問魅力度」、地域の製品・サービスを購入したいかという「購入魅力度」、その地域に居住したいかという「居住魅力度」を調査票データから得る他、地域のマクロデータを統合することを想定した。6.分析のための理論的なフレームワークの構築を実施した。7.理論的検討と同時に、四国地域の事例の収集ならびにその整理加工を行い、四国地域の地域コミットメント等の内部力と外部力の取り込みの特色を把握した。具体的には、四国地域の馬路村、上勝町、高松市、丸亀市、三豊市、内子町、宮崎県綾町などである。8.丸亀市や綾町を対象として、調査票による調査を行った。
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グローバル経営学会講演会論文集
ページ: 49-53
香川大学経済論叢
ページ: 335-366
産学官連携ジャーナル
巻: Vol.7, No.1 ページ: 41-43
巻: Vol.7, No.2 ページ: 32-34
日本経営システム学会第45回全国研究発表大会講演論文集
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PICMET
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ページ: 1-15