研究課題
集計データや調査票データの計量的分析結果をより深く探求し、解釈するために、回答者を対象に、フィードバック・インタビューを実施した。調査票の統計的解析だけでも、有効な研究方法であるが、統計的解析による発見事実に対する感想を求めるというインタビューを組み合わせて、具体的な事実として肉付けをして解釈をした。論文のとりまとめを行い、国内外で研究発表を行った。超産業戦略のうち、リーダーシップ、地域コミットメント、外部力(ヨソモノ)と内部力(ジモティ)の組み合わせの３要素に注目し、外部力(ヨソモノ力)の指数を開発した。さらに、地域への帰属意識に関する関連研究をレビューし、ビジネスに繋げる観点からの研究が見られないことを確認した。地域コミットメントの市町村間比較、地域力の構造分析、クラスター分析によるゾーニングの検討を行った。瀬戸内圏の事例研究を通じて、高付加価値を提供できる可能性を活かす産業分類を超えた連携を通じた「超」産業戦略も提案した。また、マイケル・ポーターらの外部要因を中心とするモデルに対して、組織ケイパビリティの考え方を用いたCS(Capability-Strategy)モデルを提案した。四国地域の建設業を対象にサーベイデータによる実証研究を行い、外部要因より内部要因によって環境経営と経済パフォーマンスを両立させることを示した。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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日本経営システム学会誌
巻: 29巻 1号 ページ: 57-62
日本情報経営学会誌
巻: Vol.32,No.3 ページ: 26-36
PICMET
巻: なし ページ: 462-472
第22回経営行動研究学会全国大会および第12回日本・モンゴル国際シンポジウム報告要旨集
巻: なし ページ: 7-11
日本経営システム学会第48 回全国発表大会講演論文集
巻: なし ページ: 90-93
