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2010 年度 実績報告書

グローバル化する先端技術製品の技術と経営戦略に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22530414
研究機関九州大学

研究代表者

塩次 喜代明  九州大学, 大学院・経済学研究院, 教授 (30154173)

キーワード自動車技術のパラダイム変化 / 自動車産業のグローバル競争 / 自動車技術のモジュール化とコモディティ化 / デジタル技術のコモディティ化 / アジア域内競争 / GMの戦略転換
研究概要

先端技術を代表するエレクトロニクス製品はグローバルな市場競争で苦戦を強いられ、シェアの低迷、収益性の伸び悩みに直面している。他方自動車産業では次世代自動車の開発で電気自動車やハイブリッド車の開発が進むにつれて、エレクトロニクス産業と同じ状況に直面するのではないかという懸念が高まっている。
そこで本年度は、技術の転換点にある自動車に重点を置いて、国内各社の技術動向や開発の実態を調査することにした。その結果、自動車技術はパラダイム転換期にあり、技術は目まぐるしく変化し、各社の技術戦略もダイナミックに変化しているという実態を把握することができた。また、デトロイトの自動車ショーでの調査を通じて、日本の技術優位はデファクトスタンダードを市場シェアの獲得によって確立できなければ、GMや欧州車の電気自動車に敗れる可能性があること、ハイブリッド車への国際認識が米国で以外では低いことなどが判明した。
初年度なので調査活動に重点をおいたため、発見事実を中心に研究会等での発表を行い、データー等の論文化はH23年度に多くを繰り越すことになった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 自動車産業の概況と北部九州の自動車産業2011

    • 著者名/発表者名
      塩次喜代明
    • 雑誌名

      アジア経済研究所自動車部品研究会報告書

      巻: (掲載決定)

  • [学会発表] 自動車産業における世界に通用する人材とは2010

    • 著者名/発表者名
      塩次喜代明
    • 学会等名
      オートモーティブサイエンス・コンソーシアム第3回研究会
    • 発表場所
      福岡日航ホテル
    • 年月日
      2010-12-11
  • [学会発表] 自動車産業のグローバル化への対応2010

    • 著者名/発表者名
      塩次喜代明
    • 学会等名
      第7回カーエレクトロニクス研究会
    • 発表場所
      福岡SRPセンタービル(福岡市早良区百道浜2-1-22)
    • 年月日
      2010-09-17
  • [学会発表] Beyond Innovation Dilemma of Automotive Technology2010

    • 著者名/発表者名
      塩次喜代明
    • 学会等名
      Seminar of Car Electronics by the Pusan Techno-Park Foundation
    • 発表場所
      大韓民国釜山広域市テクノパーク
    • 年月日
      2010-05-06

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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