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2011 年度 実績報告書

スポーツを通じたGC2.0展開に関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 22530440
研究機関同志社大学

研究代表者

横山 勝彦  同志社大学, スポーツ健康科学部, 教授 (70191517)

研究分担者 伊吹 勇亮  京都産業大学, 経営学部, 准教授 (60410255)
来田 宣幸  京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (50452371)
松野 光範  同志社大学, ライフリスク研究センター, 講師 (30572268)
吉田 浩之  奈良産業大学, 情報学部, 准教授 (30461198)
キーワード経営学 / 企業の社会的責任 / グローバル・コンパクト / 国際比較 / スポーツ
研究概要

今年度は研究全体の目的であるグローバル・コンパクトに関する国際比較研究を本格的に実施した。各項目は研究メンバーが分担して実施した。
A.文献研究とヒアリング項目決定
グローバル・コンパクト10周年にあたって出版されたいくつかの書籍を主体に入手とレビューを行った。ヒアリング項目は前年度のものを踏襲した。
B.ヒアリング調査
(1)スペイン調査
9月にスペインにおけるグローバル・コンパクト展開の実態について、ローカル・ネットワーク事務局に対してヒアリングを行った。前年度に実施した日本のローカル・ネットワーク事務局とは戦略も活動も大きく異なっており、この点についての比較を中心に次年度に論文化を進める。また、スポーツ関連組織のCSR活動や、一般企業のスポーツを介したCSR活動についての調査のため、現地のサッカークラブや旅行会社を訪れ、インタビューを実施した。スポーツが盛んなスペインではあるがスポーツをCSR活動の手段として捉える向きは少ないことなどが判明した。
(2)台湾調査
2月に台湾におけるスポーツを介したCSR活動の実態について、地元スポーツ組織や日本企業現地支社に対してインタビューを行った。その結果、スポーツがそれほど盛んではない台湾においてもスポーツがCSR活動において果たす役割があることを確認できた。前年度の日本のものも併せ、各国の比較を中心に次年度に論文化を進める。
C.成果報告
前年度に実施したレビュー研究と事例研究を中心に書籍と論文をまとめた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

「スポーツ」「グローバル・コンパクト」「国際比較」のための知見の蓄積は順調に推移している。特に地域差や文化差に基づくCSR活動の際について知見の蓄積が順調に進んでいると考える。

今後の研究の推進方策

今年度同様、今後においてもインタビュー調査を中心とした知見の蓄積を行うものとする。また、次年度は最終年度にあたるため、アウトプット創出にもこれまで以上に力を入れることを考えている。なお、教育機関はGCの加盟組織数が極端に少ないため、今後どのように知見蓄積を行うかについては、直接インタビュー以外の方法も含め検討する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] スポーツと社会化-ナイキのビジネスを事例に-2012

    • 著者名/発表者名
      松野光範・向山昌利・横山勝彦
    • 雑誌名

      同志社スポーツ健康科学

      巻: 4 ページ: 31-40

    • 査読あり
  • [図書] スポーツの経済と政策2011

    • 著者名/発表者名
      伊多波良雄・横山勝彦・八木匡・伊吹勇亮(編著)
    • 総ページ数
      249
    • 出版者
      晃洋書房

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公開日: 2013-06-26  

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