• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

ICTが国際経営に与える影響の研究

研究課題

研究課題/領域番号 22530444
研究機関阪南大学

研究代表者

伊田 昌弘  阪南大学, 経営情報学部, 教授 (50223079)

キーワードICTスタートアップ / 一物一価の法則 / ボーン・グローバル / iPod / iPhone / iPad / 電子書籍 / スマートフォーン
研究概要

本研究の1年目である本年度(平成22年度)は,次のことを行った。
(1) ICT時代の特徴である「コミュニケーション」概念が第2期IT革命の中核(コア)であることを定義付けるための文献研究を行なった。(2)「ICTスタートアップ」と「ボーン・グローバル」の関係について、我が国における著名な先行研究者数名と討議を行なった。(3)ICT時代の市場メカニズムの研究として、「出荷在庫統計」のデータ整理と国際比較の基礎統計を求めた。(4)ICT時代の国際ビジネスについて「マクドナルド指数」と「i-Pod指数」についてデータ分析を行なった。(5)これらの研究成果は下欄に示すように、3つの学会報告を行なった。
研究内容と成果は以下の3点である。(1)iPadの新しい世界一電子書籍をめぐるブルーオーシャン戦略」:これは、コンピュータ企業アップルの2000年以降の変化(iMac, iPod, iPhone, iPad)を扱いながら、「コミュニケーション」をビジネスにしたこと、ブルーオーシャン市場である新しい電子書籍市場に誕生について考察した。(2)「ボーン・グローバル企業の発祥と未来」:何故、ICT時代になってボーン・グローバル企業が増加するのか、ニッチの存在と情報コミュニケーションについて考察した。なお、次年度以降「ICTスタートアップ」企業について、国内型と国際型についての違いは何か、行末については大型化、中小型、買収型、そして消滅の類型の整理が必要という認識に辿り着いた。(3)「一物一価の法則とグローバルIT時代」:国際市場の需給による価格メカニズムについて、「マクドナルド指数」そして「iPod指数」について考察を行なった。
次年度は以上を踏まえて、海外の研究者とも交流しながら、さらに掘り下げる予定である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 学会発表 (3件) 備考 (3件)

  • [学会発表] 一物一価の法則とグローバルIT時代2011

    • 著者名/発表者名
      伊田昌弘
    • 学会等名
      国際ビジネス研究学会
    • 発表場所
      関西学院大学梅田キャンパス
    • 年月日
      2011-03-26
  • [学会発表] ボーン・グローバル企業の発祥と行末2011

    • 著者名/発表者名
      伊田昌弘
    • 学会等名
      国際ビジネス研究学会第64回関東部会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2011-01-21
  • [学会発表] iPadの新しい世界-電子書籍をめぐるブルーオーシャン戦略2010

    • 著者名/発表者名
      伊田昌弘
    • 学会等名
      多国籍企業学会第16回西部部会
    • 発表場所
      山口大学
    • 年月日
      2010-09-18
  • [備考]

    • URL

      http://wwwsoc.nii.ac.jp/mne/sub4.html

  • [備考]

    • URL

      http://www.ibi-japan.co.jp/new_jaibs/sibu_kantou.html

  • [備考]

    • URL

      http://www.ibi-japan.co.jp/new_jaibs/sibu_kansai.html

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi