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2013 年度 実績報告書

観光・商業・伝統産業等の連携による京都ブランド・マーケティング戦略

研究課題

研究課題/領域番号 22530451
研究機関京都大学

研究代表者

若林 靖永  京都大学, 経営学研究科, 教授 (70240447)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワード地域ブランド / マーケティング / 商業 / 伝統産業 / 観光 / まちづくり
研究概要

平成25年度は、おもに(1)京都ブランドのマーケティングに関する書籍の執筆に取り組んできた(未刊)。本書の構成としては、ブランドを地域に当てはめる上での論点整理、京都というブランドの特異性、京都ブランドの担い手・構成要素としての観光・伝統産業・商業・まちづくり、ブランドを再生するイノベーションの意義、ブランドをコントロールする行政の役割、などである。
その一環として、(2)京都府住宅公社堀川団地再生ならびに堀川団地商店街協同組合の活性化についての調査研究をすすめた。堀川団地は戦後直後の公営近代化団地であって耐震補強の必要はあるものの近代建築物として歴史的価値が認められている。堀川通りに面する堀川団地をいかに活用して当該地域の活性化・地域社会づくりに貢献するか、その担い手としての堀川団地商店街の再生を図るか、高齢者、障害者、子どもにやさしいまちづくりをいかにすすめるか、という観点から検討がすすめられている。
ソーシャルメディア研究としては、(3)生活協同組合コープネット事業連合のネットコミュニティ利用データ等にもとづく実証研究をすすめ「オンライン・コミュニティにおける組合員のコミュニケーションと自己実現」(玉置了・若林靖永・堀川宣和)(『生協総研賞 第10回助成事業研究論文集』2014年1月)にその研究成果をまとめた。
まちづくり等への関与という観点から、(4)大きく変容する生協事業に対応して生協のアイデンティティである組合員参加のあり方も変わらざるをえないことを展望した論考「生活協同組合における現代的参加」「(吉村純一・竹濱朝美編『流通動態と消費者の時代』白桃書房、2013年5月、所収)が出版された。
また継続調査として、(5)京都新聞社と提携して京都企業に対する京都市民のブランド意識についての調査研究がすすめられた。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 2013

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] オンライン・コミュニティにおける組合員のコミュニケーションと自己実現2014

    • 著者名/発表者名
      玉置了・若林靖永・堀川宣和
    • 雑誌名

      生協総研賞 第10回助成事業研究論文集

      巻: 10 ページ: 109, 124

  • [図書] 流通動態と消費者の時代2013

    • 著者名/発表者名
      吉村純一・竹濱朝美・若林靖永 ほか
    • 総ページ数
      250
    • 出版者
      白桃書房

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公開日: 2015-05-28  

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