研究課題/領域番号 |
22530461
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
小川 智由 明治大学, 商学部, 教授 (20169189)
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研究分担者 |
菊池 一夫 明治大学, 商学部, 教授 (00341280)
佐藤 敏久 高崎商科大学, 商学部, 准教授 (10458458)
庄司 真人 高千穂大学, 商学部, 教授 (50317658)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | プライベート・ブランド / 供給体制 / サプライチェーン / 調達・流通ネットワーク / 物流 |
研究概要 |
今年度は研究の3年目、最終年度となることから、これまでの研究成果の研究報告ならびに、これまで2年間の実態調査および研究成果を踏まえた国際的視野からの研究に努めた。研究代表者と研究分担者がそれぞれに図書の出版、学術論文の発表、所属学会での報告を行うとともに、研究代表者の所属機関においては、2012年11月に米国・英国・中国から研究者を招聘して国際シンポジウム「ロジスティクスとマーケティングの融合」を実施し、さらにそれに先立つ9月には英国の大学から研究者2名を招聘して、ワークショップ「イギリスのロジスティクス事情」を実施した。 研究内容としては、スーパーマーケット、量販店、ドラッグストアなどの小売業や、卸売業などにおける、「品揃えの一部」としてのプライベート・ブランドから、SPAに代表される独自商品のみでビジネスを展開するフォーマットにも視点を拡大して研究を進展させた。11月に実施した国際シンポジウムでも、国際小売業としてビジネスを展開するアパレル分野のSPA企業を共通のテーマとして取り上げた議論を行うことができた。その研究成果は、研究代表者の所属機関が編集・発行した書籍に収録されている。 また研究代表者が中国の上海で、欧州や日本企業製品の下請け縫製工場から、独自ブランドを開発し中国国内に独自の販売店網を確立してアパレルメーカーに転身した、中国アパレル企業のサプライチェーンの再構築に関する実態調査を実施した。さらに研究代表者と研究分担者が共同で、米国の食品小売業各社のプライベート・ブランドのマーチャンダイジングに関する、現地での実態調査を実施し、当初からの調査仮設の検証を行った。今後は、そうした今年度の国際的視野からの研究成果をも踏まえた、流通業の国際化とロジスティクスの国際展開に伴う、サプライチェーンや調達・流通ネットワークの研究課題に重点的に取り組んでいく計画である。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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