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2012 年度 実績報告書

国際監査基準が公監査基準に与えるインパクトと基準モデルの研究

研究課題

研究課題/領域番号 22530472
研究機関北海道大学

研究代表者

吉見 宏  北海道大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (90222398)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード公監査 / 国際監査基準
研究概要

本研究は、国際監査基準(ISA:International Standards on Auditing)において、IOSCO(証券監督者国際機構)の求めてきた基準本文の改善プロジェクト(いわゆる明瞭性(クラリファイ)プロジェクト)が完成し、今後国際監査基準が我が国に導入されることが決定的となっている中で、その公的部門の監査基準との関係、影響を、我が国の場合を念頭に置いて国際比較研究を行うものである。本年は、本研究の最終年度であり、前年度までの国内外の実態調査および収集した資料をふまえ、研究のまとめ、総括を行った。前年に引き続き追加的に国際的な政府・非営利組織監査基準等に関する資料を収集し、分析し、これに関連して6月にはアメリカ・ボストンで開催された国際カンファレンス、SASE(Society for the Advancement of Socio-Economics)の非営利組織会計にかかわるセッションに参加している。
さらに、研究成果の一部として本年度において研究論文、雑誌記事等を執筆しており、これらの中では、特に国際監査基準と会計倫理の問題、さらには、国際会計基準(IFRS)との関係で検討されるべき国際監査基準の問題等を取り扱っている。
特に、問題として考えられるべきは公監査の面でその必要性があるにもかかわらず研究が少なく、我が国に統一的な基盤となる公監査基準がない中で、国際標準に見合った公監査基準とはいかなるものかを、検討することにあるが、本研究では、具体的事例研究棟を等して、そのあるべきモデル、および実務に対して1つの指針、方向性を示すこととなった。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 最新論点から探る会計の将来像2013

    • 著者名/発表者名
      伊藤邦雄、古賀智敏、吉見宏、西川郁生、野村嘉浩
    • 雑誌名

      企業会計

      巻: 65 ページ: 17-46

  • [雑誌論文] 会計倫理とその事例分析2012

    • 著者名/発表者名
      吉見宏
    • 雑誌名

      企業会計

      巻: 第64巻第8号 ページ: 50-56

  • [図書] 「監査・保証業務研究」中間報告書2012

    • 著者名/発表者名
      日本監査研究学会課題別研究部会
    • 総ページ数
      184
    • 出版者
      日本監査研究学会

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公開日: 2014-07-24  

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