論争的文脈としては①主観主義と客観主義の対立、②主体性をめぐる対立、③合理的選択論との論争、④R.ブードンとの教育論争、⑤ジャーナリズム論争、⑥教育の民主化論争、⑦「還元論」批判がある。 学派の世代構成は①シャンボルドン、パスロン、ボルタンスキー、②シャンパーニュ、パント、ルノワール、シャール、メルリエ、③クリスタン、エルノ、エリボン、ファルジュ、ラガスヌリ、ロルドン、ルバロン、ルイ、ジュールダン、ノランであり、その着実な継承が確認できる。その研究は、「活動家の資本」、「ゲットーの諸様態」、「映画と知識人」、「健康と労働」、「研究の経済学」、「ヨーロッパの構築」が機関誌で特集され発展している。
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