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2012 年度 研究成果報告書

文化社会学の可能性--ソローキンをめぐって--

研究課題

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研究課題/領域番号 22530520
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関京都橘大学

研究代表者

大野 道邦  京都橘大学, 総合研究センター, 研究員 (20067862)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード社会学 / 文化社会学 / ソローキン / パーソンズ / デュルケーム
研究概要

ソローキンの文化社会学の成立過程を、出自であるコミ族の文化、ロシア革命、ハーヴァードにおけるパーソンズやマートンとの人間関係、アメリカ社会学界における位置などと関係させて知識社会学的に明らかにし、また、パーソンズおよびデュルケームの文化社会学的所説と比較しその理論的な意味合いを検討した。その結果、ソローキンは、社会や経済や政治からの「文化的な自律性」と外在的な環境に左右されない「文化の内在的な変動」を強調する「文化〔的〕社会学」を提示し、これに価値や規範に深くかかわる「預言(者)的社会学」の特徴を与えたことを指摘した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件)

  • [雑誌論文] そしてデュルケーム--文化社会学の諸相--2013

    • 著者名/発表者名
      大野道邦、ソローキン、パーソンズ
    • 雑誌名

      京都橘大学大学院文化政策学研究科研究論集

      巻: 第7号 ページ: 17-33

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Sorokin Revisited: The Fate of Grand Theory or the Possibility of Cultural Sociology2013

    • 著者名/発表者名
      Ohno, Michikuni
    • 雑誌名

      Memoirs of Kyoto Tachibana University

      巻: 39 ページ: 1-18

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ソローキン文化社会学の知識社会学的考察--コミ、革命、ハーヴァード--2012

    • 著者名/発表者名
      大野道邦、コルネーエヴァ・スヴェトラーナ
    • 雑誌名

      京都橘大学大学院文化政策学研究科研究論集

      巻: 第6号 ページ: 1-18

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ソローキンとパーソンズ--「文化システム」概念をめぐって--2012

    • 著者名/発表者名
      大野道邦
    • 雑誌名

      京都橘大学研究紀要

      巻: 第38号 ページ: 125-143

    • 査読あり

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公開日: 2014-08-29  

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