高齢者入居施設の利用と女子学生へのアンケート調査(200~300票)から、東京、ソウル、香港、クアラルンプール、シンガポール、南京における高齢者扶養について考究した。 日本の親は娘に老後の期待は無く、娘も経済的支援を考えていない。ソウルでは、経済力により居住施設への選択がある。母親は娘との同居希望は無いが、経済的支援を期待している。豊かなS.P.は中国文化、K.L.ではイスラム文化、南京では社会保障発達の遅れから同居が一般的である。香港、S.P.、K.L.では、家族介護の手段に外国人家事労働者を雇用することが普及し、介護の社会化の不足を補っている。
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