研究課題
基盤研究(C)
本研究では、明治期~1990年代における家族変動と社会政策との相互関係を考察した。得られた主な知見は、以下の通りである。(1)1920年代の、産業化・都市化、平準化、少子化の進行を背景に、家族の親密性の重視、婚姻の自由化、家族員間の公平性の保障といった、革新的な家族制度改革が企図され、戦後の民法改正に引き継がれた。(2)戦前には対立していた産児制限運動と優生運動が、1950年代~60年代には人口資質の向上を目的に結びつきを深め、優生政策と家族計画運動を推進した。
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園田学園女子大学論文集
巻: 第48号 ページ: 123-139
http://www.sonoda-u.ac.jp/tosyo/ronbunsyu/園田学園女子大学論文集48/123-139.PDF
巻: 第47号 ページ: 119-132
http://www.sonoda-u.ac.jp/tosyo/ronbunsyu/園田学園女子大学論文集47/119-132.PDF
巻: 第45号 ページ: 1-18
http://www.sonoda-u.ac.jp/tosyo/ronbunsyu/園田学園女子大学論文集45/001-018.PDF