研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、農村が持続的で安定した生活および農村社会の維持・再生をはかるために都市との交流を行う際、いかに「消費される」ことなく自立的でありえるかを明らかにすることにあった。調査地のムラは、固有の歴史や文化を基盤とする生活意識の影響を受けながら、ムラの主体性を形成・保有していた。都市の欲望を十分に意識しつつ、ムラのキーパーソンたちの判断で交流を続けることで「消費されない農村」が可能となっていることが分かった。
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Energy and Environmental Crises and their Implications for Rural Livelihoods
巻: Vol.2 ページ: 143-147
吉備国際大学大学院社会学研究科論叢
巻: 第14号 ページ: 107-130