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2012 年度 研究成果報告書

原子力災害による被害住民の社会的救済に関する実証的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22530596
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関福岡工業大学

研究代表者

山室 敦嗣  福岡工業大学, 社会環境学部, 准教授 (90352286)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード原子力災害 / 社会的救済 / 生活保全 / 住民のためらい / 東海村
研究概要

本研究は、原子力災害による被害からの社会的救済について分析するための枠組みを生活保全という視点から構築した。枠組み構築にあたって主に用いた事例は、東海村で発生したJCO臨界事故によって被害をうけた地域住民が、原子力立地点で生活を続けるために受苦に対して長年にわたり向き合ってきた事例である。また、原子力開発にともなう被害は、近現代日本のエネルギー開発のなかに位置づけ理解することも必要であると考え、環境史的な観点からの研究も行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 問われ続ける存在になる原子力立地点住民-立地点住民の自省性と生活保全との関係を捉える試論2012

    • 著者名/発表者名
      山室敦嗣
    • 雑誌名

      環境社会学研究

      巻: 18号 ページ: 82-95

    • 査読あり
  • [図書] 工業化社会のエネルギー開発に向き合うとは,環境の日本史5 自然利用と破壊-近現代と民俗2013

    • 著者名/発表者名
      山室敦嗣
    • 総ページ数
      304
    • 出版者
      吉川弘文館
  • [図書] 住民のためらい-原子力施設立地点での生活保全とは,現代文化のフィールドワーク入門-日常と出会う、生活を見つめる2012

    • 著者名/発表者名
      山室敦嗣
    • 総ページ数
      273
    • 出版者
      ミネルヴァ書房

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公開日: 2014-08-29  

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