研究課題
基盤研究(C)
本研究は、原子力災害による被害からの社会的救済について分析するための枠組みを生活保全という視点から構築した。枠組み構築にあたって主に用いた事例は、東海村で発生したJCO臨界事故によって被害をうけた地域住民が、原子力立地点で生活を続けるために受苦に対して長年にわたり向き合ってきた事例である。また、原子力開発にともなう被害は、近現代日本のエネルギー開発のなかに位置づけ理解することも必要であると考え、環境史的な観点からの研究も行った。
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環境社会学研究
巻: 18号 ページ: 82-95