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2012 年度 実績報告書

失語症患者と家族介護者に対する心理社会的教育介入プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22530633
研究機関愛知学院大学

研究代表者

辰巳 寛  愛知学院大学, 心身科学部, 准教授 (70514058)

研究分担者 山本 正彦  愛知学院大学, 心身科学部, 教授 (40378039)
波多野 和夫  佛教大学, 社会福祉学部, 教授 (80280791)
仲秋 秀太郎  慶應義塾大学, 医学部, その他 (80315879)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード失語症 / 自己効力感 / 介護負担感 / コミュニケーション障害 / 教育的介入
研究概要

失語症は特有のコミュニケーション障害を呈するため、家族介護者の心理社会的負担は大きい。
本研究の目的は,失語症患者を支える家族介護者を対象に、教育的介入を行うことで、失語症患者とのコミュニケーションにおける自己効力感や介護負担感,精神的健康に及ぼす効果を確認することである。
今回の予備研究では、11例の失語症患者家族に対して、失語症に関する正確な情報提供やコミュニケーション障害への対処法などの短期の心理・教育的介入を行い、複数の自記式質問紙(コミュニケーション自己効力感尺度CSES,コミュニケーション介護負担感尺度COM-B,GDS-15)を用いて評価を行った。
その結果、CSES総得点と下位項目の「会話環境への配慮」に関する自己効力感に有意な改善を確認したが、COM-BやGDS-15には著変を認めなかった。教育的介入効果の判定には,対象家族の個別性を配慮した上で、長期間にわたる無作為化比較研究による検証が必要である。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] The 10-item Stroke Aphasia Depression Questionnaire日本語版 (J-SADQ10)の開発:信頼性と妥当性についての基礎的検討2012

    • 著者名/発表者名
      辰巳 寛、山本 正彦、仲秋 秀太郎、波多野 和夫
    • 雑誌名

      総合リハビリテーション

      巻: 40 ページ: 887-892

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 失語症者の家族介護者におけるコミュニケーション自己効力感評価尺度(Communication Self-Efficacy Scale:CSE)の開発2012

    • 著者名/発表者名
      辰巳 寛、山本 正彦、仲秋 秀太郎、波多野 和夫
    • 雑誌名

      高次脳機能研究

      巻: 32 ページ: 514-524

    • 査読あり
  • [学会発表] 失語症者の家族のコミュニケーション自己効力感と介護負担感および精神的健康との関係性について2012

    • 著者名/発表者名
      辰巳 寛、山本正彦、仲秋秀太郎、波多野和夫
    • 学会等名
      第36回日本高次脳機能障害学会
    • 発表場所
      栃木県総合文化センター
    • 年月日
      20121122-20121123

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公開日: 2014-07-24  

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