居住政策における住居の役割と他施策との連携に関する研究

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22530634
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 社会福祉学
• 研究機関: 中京大学
• 研究代表者: 岡本 祥浩 中京大学, 総合政策学部, 教授 (70211810)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• キーワード: 居住福祉 / 生活資本 / 住居 / 施策連携 / ホームレス / ハウジング・ファースト

研究概要

住居は暮らしの基盤であり、それを維持できないと、基本的人権を守ることができない。日本では世帯数を上回る住戸があるが、適切な居住を維持できない多くの人々が存在する。居住困難者を支援する様々な施策が存在するが、適切で柔軟な連携が実現していないために、居住困難者を支えられていない。居住困難者が適切な居住を実現するには、適切な住居を適切な立地と経済的負担の下で実現することである。

研究成果

• [雑誌論文] 家主による居住支援の意義と役割に関する考察 (2013)
  • 著者名/発表者名: 岡本祥浩
  • 雑誌名: 総合政策フォーラム 巻: 8 ページ: 29-45
• [雑誌論文] 日本でホームレス予防策が提起できない要因に関する考察 (2012)
  • 著者名/発表者名: 岡本祥浩
  • 雑誌名: 総合政策論叢 ページ: 35-50
• [雑誌論文] 居住福祉と激甚災害 (2012)
  • 著者名/発表者名: 岡本祥浩
  • 雑誌名: 総合政策論叢 ページ: 51-60
• [雑誌論文] 激甚災害被害者の生活支援に関する研究 (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡本祥浩
  • 雑誌名: 安居楽業 ページ: 81-85
  • 査読あり
• [雑誌論文] イギリスのホームレス政策の変遷 (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡本祥浩
  • 雑誌名: 社会福祉研究 巻: 110 ページ: 156-161
• [学会発表] Comparison of the homeless measure trend in Japan and Ireland in recent years (2012)
  • 著者名/発表者名: Yoshihiro Okamoto
  • 学会等名: European Network for Housing Research
  • 発表場所: Lillehammer, Norway
  • 年月日: 20120625-0627
• [学会発表] The tackling against the homelessness in Japan has not lead the preventive measures but invited cruel and heartless business for the homeless people (2011)
  • 著者名/発表者名: Yoshihiro Okamoto
  • 学会等名: European Network for Housing Research
  • 発表場所: Toulouse, France
  • 年月日: 20110705-0708
• [学会発表] Comparison of homeless issue trend of Japan and England in recent years (2010)
  • 著者名/発表者名: Yoshihiro Okamoto
  • 学会等名: European Network for Housing Research
  • 発表場所: Istanbul, Turkey
  • 年月日: 20100700
• [図書] 世界の居住運動と大震災からの復興、家正治編「居住の権利」とくらし (2012)
  • 著者名/発表者名: 岡本祥浩
  • 総ページ数: 88-111
  • 出版者: 藤原書店