研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、育児に困難を抱える親を対象にグループミーティングを実施し,参加者の「社会的絆」が親と親子関係をどのように変容させるかを明らかにすることである。参加者は 107 名で 1 年間のミーティングの前後に質問紙が実施された。調査の結果、育児への否定的感情、高虐待不安群の不安に有意な低下が示された。ミーティングで表明された感情・気づきは居場所の機能と重なっていた。本研究から社会的絆の形成における居場所感の重要性,子どもとの関係、親の変容への社会的絆の肯定的影響が示唆された。
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