研究課題
基盤研究(C)
本研究は、道徳的自律の型が青年期にどのように出現し、どのように変容するのかに焦点を当て、それらと親子葛藤の質、自己発達および精神的健康との関係を検討した。中学生から大学生までの計1091名を対象にした5つの調査から,領域を越えて自由裁量権を主張する「自由感肥大型」の青年の適応がもっとも不全であることが共通して認められた。この道徳的退行現象の結果を包含する新しい青年期の道徳的自律の発達モデルが作成された。
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