研究課題
子どもの情動制御に関する個人差の査定子どもの個人特性の査定において、日米比較を行うたるの査定用具の翻訳を行った。また特に、幼児の情動制御機能の査定として、望まない玩具なもらった時の表情制御と仲間関係の関連を検討した。仲間関係の乏しい幼児はネガティブ感情の抑制能力が弱いことを見いだした。さらに乳児の泣きという感情表出刺激に対する認知を成人対象に検討した。自閉症乳児の泣きは健常乳児の泣きよりも苦痛が大きいと認知され、また泣き声からの乳児の年齢推定は女性では子どもり有無による差はなかったが、男性では子どものある方がより正確であった。イタリアの共同研究者も検討を行い、ほぼ民様の結果を得、国際学会で発表した。情動制御時の脳機能の測定の予備調査についても実施した。保護者の養育態度の測定文化比較的養育態度測定の構築のための基礎データを得るために母親、父親へのグループインタビューを米国スタッフと共同で行った。同様のインタビューは共同研究者が、米国、中国、マケーシアにおいて同様に展開した。また親の養育に関する質問紙調査を行った。幼稚園教員、小学校教員との比較による、幼児期に重要な体験の比較を行い、学会誌に発表した。
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乳幼児教育研究
巻: 19 ページ: 11-24