研究課題
基盤研究(C)
本研究は,教師の勇気づけ実践が児童の学級適応及び学級集団過程に及ぼす影響を実験的に検討することを目的とした。事前に教師に勇気づけ訓練を行い,その後各自の学級で勇気づけを実践するよう求めた。学級適応等の測度は,実践前,実践中(1 ヶ月経過時),及び実践後に測定した。その結果,学級適応の一部の測度で,勇気づけ実践が児童の学級適応に肯定的な影響を及ぼすことが認められた。また,実践学級の抽出児を追跡した質的分析でも肯定的な変容が確認され,勇気づけ教育の学級指導への有効性が考察された。
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児童心理
巻: 66 ページ: 18-23
http://www.kanekoshobo.co.jp/np/inner/166081/