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2012 年度 研究成果報告書

学生相談活動への情報技術(IT)導入に関わる調査研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22530716
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育心理学
研究機関いわき明星大学

研究代表者

林 洋一  いわき明星大学, 人文学部, 教授 (20145650)

研究分担者 富田 新  いわき明星大学, 人文学部, 教授 (90261560)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード学生相談 / 情報技術(IT) / メール相談
研究概要

本研究の結果から、メール相談が対面面接と異なる学生の相談ニーズに応え得る可能性を秘めていることが明らかになった。メール相談を、対面の学生相談とは異なる新しい相談チャンネル、もしくは新しい学生支援システムとして、キャンパス内に位置づけていくことは可能であると思われる。一方、メール相談の限界や問題点も明らかとなった。メールのみではクライエントに対する正確な見立てが難しいこと、書き言葉であるため支援者側に対面面接以上に労力が要求されること、緊急介入の難しさ、クライエント側からの中断が容易に生ずること、中断後のフォローが難しいこと、対面面接へのつなぎの難しさ等である。とりわけクライエントの文章読解力や文章作成能力により、メール相談の展開や支援効果に大きな違いが生じてきてしまう点は、メール相談で安定した支援効果を得にくくしている要因の1つであると思われた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] メールによる学生相談システムの開設と運用について-IMUメール相談の開設・運用に関わるアクションリサーチ2012

    • 著者名/発表者名
      富田 新,林 洋一
    • 学会等名
      日本学生相談学会第30回大会発表論文集
    • 年月日
      20120000

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公開日: 2014-08-29  

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