研究課題/領域番号 |
22530735
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
金子 稔 信州大学, 総合健康安全センター, 講師 (50571858)
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研究分担者 |
高橋 知音 信州大学, 教育学部, 教授 (20291388)
山崎 勇 信州大学, 工学部, 助教 (80554576)
森光 晃子 信州大学, 総合健康安全センター, カウンセラー (10468986)
小田 佳代子 信州大学, 学生総合支援センター, 助教 (90549586)
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キーワード | 発達障害 / 大学生 / ニーズ調査 / 学生支援 / メンタルヘルス |
研究概要 |
本研究ではメンタルヘルスから発達障害に関するものまで、学生の幅広い支援ニーズを早期に把握し支援に結びつけることができるような、短時間で実施可能な質問紙を開発することを目的とする。具体的には、これまでメンタルヘルスのスクリーニングに広く用いられてきたUPIの改良版であるUPI・RSと、2種類の発達障害関連のニーズ把握質問紙を統合した短縮版を作成する。平成22年度には、短縮版作成のための基礎データの収集を目的に、UPI・RSと発達障害関連支援ニーズ把握質問紙を実施した。UPI・RS(高橋・小林,2004)はメンタルヘルスのスクリーニングテストであるUPIを高橋・小林(2004)が4件法の評定尺度に改訂したもの。ASD困り感尺度(山本・高橋,2009)は自閉症スペクトラム障害関連の支援ニーズを把握するための質問紙。ADHD困り感尺度(岩渕・高橋,2009)は注意欠陥多動性障害関連の支援ニーズを把握するための質問紙であった。これらを、約2200名の信州大学1年生全員を対象に、総合健康安全センターが担当している授業(全1年生必修)を利用して、UPI・RSはオンラインで前期に全員を対象として、2種類の発達障害関連質問紙は前後期にわたって半数ずつの学生に実施した。質問紙において相談希望があった学生に連絡を取り、研究代表者である健康安全センター医師、カウンセラーが個別面接を行った。より正確なニーズ把握を行い、必要に応じて医療機関の紹介、継続面接を行った。また、これらのデータを分析することで、現時点での短縮版の原案を作成した。
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