研究課題
基盤研究(C)
臨床心理面接では、セラピスト(Th)の介入の意図がまったく伝わらず、クライアント(Cl)は介入があったことさえ気づかないことや、意図は伝わっても受け入れられなかったり抵抗されたりすることがある。このようなTh の介入意図とCl の受け止めとのあいだで生じる認識のズレ(以下「齟齬」)はいかに生じ、解消するのか?本研究は「聴く」という観点から音声とうなずきに関する定量的な観測データをもとに解明した。具体的には、(1)Th とCl が齟齬を経験しながらも、お互いの発話をどのようにうまく聴き合いながら、対話を達成しているのかを明らかにした。(2)Th とCl が経験するこの齟齬を解消するために、Th が効果的に運用し得る知識(たとえば、声の出し方やあいづちの打ち方)を提供した。
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (20件) 図書 (5件)
Multimedia Tools and Applications
巻: 61(1) ページ: 7?20
大阪透析研究会会誌
巻: 30(1) ページ: 39?42
児童心理
巻: 66(6) ページ: 113?117
Interactional Mind V
巻: Vol. 5 ページ: 7?8
Interactional Mind IV
巻: Vol. 4
Interactional Mind III
巻: Vol. 3