研究概要 |
教師の自殺の背景について,1)促進要因として考えられるバーンアウト(teacher burnout)と,抑止要因としてのソーシャルサポート(social support)及びレジリエンス(resilience)との連関構造を明らかにし,そのうえで,2)将来教師をめざす学生を対象に,援助希求性とレジリエンスの向上をめざした包括的自殺予防プログラムを開発することが本研究の目的である。平成24年度に教員養成学部3回生(140人)を対象にプログラムを実施した結果,自殺予防に関する認識の深化がみられ,一定の効果が確認された
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