研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は,瞑想に頼らない新しいマインドフルネスに基づく認知行動プログラムを提案し,その効果を検討することであった。そのために,6つの実験研究と7つのアナログ介入研究を実施した。実験研究においては,これまであまり注目されてこなかった腑に落ちる理解,身体性,自慈心などを効果の要因として検討した。また,介入研究においては,3~8セッションの,大学生や一般成人を対象とした,様々なプログラムを考案し,その効果を検討した。ある研究では,瞑想とレクリエーションに基づくプログラムの効果は同等であることが示された。マインドフルネス認知行動プログラムにおいては,何をするかよりも如何に行うかが重要となる。
すべて 2014 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (21件) 図書 (5件)
行動療法研究
巻: 39(1) ページ: 1-12
Mindfulness
巻: 3(2) ページ: 85-94
心身医学
巻: 51(9) ページ: 821-830
Monthly Book Medical Rehabilitation特集リハビリテーションの効果をあげる認知行動療法
巻: 138 ページ: 46-52
精神療法特集対人恐怖・社交恐怖の臨床
巻: 1, 37(3) ページ: 323-324
感情心理学研究
巻: 18(1) ページ: 51-63
心理学ワールド特集自己に関する多様な視点:疑いから慈しみへ
巻: 50 ページ: 4-7