研究課題
基盤研究(C)
本研究では、中学生の健康領域における「誤った認識」の実態と原因について検討した。その結果、中学生の「誤った認識」の典型的な事例は、「鼻血」や「つき指」の手当ての仕方であった。その原因として、健康に関する情報を収集、理解、活用する能力(健康リテラシー)に着目したが、関連性は弱かった。一方、中学生の健康領域における「正しい(科学的な)認識」の情報源は教師であり、学校における保健学習の重要性が明らかになった。
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