研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は,包括的な解離傾向を測定する尺度を開発することであった。青年期の健常群を対象に大規模調査を行った結果,解離傾向の諸側面を多面的に把握できる尺度が開発され,一定の信頼性と妥当性が確認された。その過程で,解離と類似概念の違いについても検討され,解離傾向の基盤とされる被虐待経験のような反復性のトラウマや,不安定な愛着スタイルとの関連についても検討され,一定のモデル化がなされた。これらの成果については,多くの学会で発表され,そのうちのいくつかは論文化された。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (25件)
臨床催眠学
巻: 11巻 ページ: 33-41
感情心理学研究
巻: 18巻第1号 ページ: 25-32
催眠学研究
巻: 52巻1.2号 ページ: 17-27