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2012 年度 実績報告書

乳がん術後未再発日本人女性患者の心理的実存的課題の解明と効果的な介入方法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 22530771
研究機関京都学園大学

研究代表者

伊原 千晶  京都学園大学, 人間文化学部, 准教授 (80288589)

研究分担者 堀 泰祐  滋賀県立成人病センター(研究所), 緩和ケア科, その他 (50507704)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードサイコオンコロジー / 乳がん / 臨床心理学 / 国際情報交換 / ドイツ / スピリチュアリティ
研究概要

平成24年度においては、最終年度として研究の完成を目指した。まず23年度中に収集した患者群データに基いて対照群を設定し、人口統計学的に合致している健常女性200名を対象としたデータを入手した。また九州がんセンター・滋賀県立成人病センターにおいて、面接調査に応じても良いと回答した患者との面接調査を実施した。
患者群のデータ数が不足しているため、新たに洛和会音羽病院外科における調査実施を依頼した。面接調査はせず、質問紙調査のみならば迅速審査で実施可能、ということで、新たに17名のデータを得た。これら3病院で取得したデータを健常群データと統計的に比較検討し、結果は平成24年11月13日に、オーストラリア・ブリスベンにて開催された International Psychooncology Society 第14回大会において、"Spirituality and meaning in life of the Japanese female breast cancer patients"という演題でポスター発表した。
さらに患者データを集めるため、その後一宮市立市民病院乳腺外科での調査実施を依頼した。質問紙調査のみならば迅速審査が可能ということで、50名に対する質問紙調査を実施した。これらのデータを集積した結果と健常女性群とを比較し、特にその個別性を含んだデータを中心にまとめた結果を、オランダ・ロッテルダムにおいて平成25年11月に開催予定の International Psychooncology Society 第15回大会において発表予定である。
介入プログラムの開発については、滋賀県立成人病センターにおける症例数が少なく、また研究協力者であった天野心理士が平成25年3月に退職されたため、実施には至らなかった。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Meaning in life of the Japanese female breast cancer patients -its idiographic aspects-2013

    • 著者名/発表者名
      Chiaki IHARA
    • 学会等名
      International Psycho-Oncology Society 15th World Congress
    • 発表場所
      Rotterdam, Netherland
    • 年月日
      20131104-20131108

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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