研究課題
基盤研究(C)
初発乳がん患者を対象に実存的問題に焦点をあてたグループ療法プログラムを用いて、精神的苦痛および実存的苦痛(スピリチュアルペイン)に対する効果をみた。その結果、スピリチュアルQOL尺度(SELT-M)の下位尺度で改善が認められた。特に絶望感が高い群では、SELT-Mの下位尺度「全体的QOL」が有意に改善し、さらに、質的分析においても、プログラム実施後に自責の念や否定的な考えが肯定的な内容に変化していることが明らかとなり、プログラムの有効性が確認された。
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精神科治療学
巻: 26(7) ページ: 829-835
総合病院精神医学
巻: 23(1) ページ: 77-85