研究課題
基盤研究(C)
青年期女子の注意欠陥多動性障害(ADHD)に焦点を当て、大学生ADHDの特性を明らかにし、大学における支援のあり方を検討した。大学生ADHDの特性として、注意、抑うつ、動機づけの問題を挙げることができた。臨床場面において、診断を持っている学生がまだ少数であることと、グレーゾーンの学生が多いことから、大学における支援は、ADHDの特性を持つ学生を対象にした個別のアプローチと、一般学生を対象とした全般的なアプローチの、双方向が必要であると明らかになった。
臨床心理学