研究課題
基盤研究(C)
本研究では、先行研究で支持されている数表象過程について、議論上並びに実験手続き上の問題点を明らかにし、独自の測定法と測定対象の統制によって信頼性の高い行動データを示した.行動実験の結果から、物の"数"を抽出する過程の前段階に、入力時の提示フォーマットに固有の処理過程が存在することを示した.さらに、統計的効率分析を用いて離散量処理過程における内部ノイズを推定し、より的確な数表象過程のモデルを提案した。尚、本研究では、一般的な「数」という表現について、その量的側面にも注目し、独自のモデル化過程において「離散量」という用語を用いた.
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