• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 研究成果報告書

ホメオスタシス性睡眠調節モデルに基づく不眠改善に関する実験研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 22530796
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 実験心理学
研究機関福山市立大学 (2011-2013)
鳥取大学 (2010)

研究代表者

廣重 佳治  福山市立大学, 教育学部, 教授 (80140416)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワード睡眠のホメオスタシス調節 / 睡眠制限 / 軽度断眠 / 不眠 / 脳波デルタ帯域パワ / 睡眠覚醒のサーカディアンリズム / アクチグラフ
研究概要

本研究は,睡眠時間を制限する軽度断眠が睡眠のホメオスタシス調節機序を駆動し睡眠改善をもたらすかどうかを実験的に検討した。睡眠習慣の愁訴をもつ大学生を対象に睡眠制限法(Spielmanら,1987)に準拠して軽度断眠を操作する介入実験を行い,睡眠覚醒のサーカディアンリズムの改善を睡眠日誌とアクチグラフの分析により確認した。次に,就床時刻を通常より1~3時間遅らせた睡眠時間の制限条件下で脳波を記録し,早期の睡眠周期にて脳波δ帯域パワと徐波睡眠の増強を認めた。睡眠制限療法の開始期に導入される軽度断眠がホメオスタシス調節機序を強めるとする仮説を支持する結果と考えられる。

  • 研究成果

    (22件)

すべて 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (11件) 学会発表 (11件)

  • [雑誌論文] 累積的軽度断眠下で生じる徐波睡眠増強の多様性2013

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 雑誌名

      生理心理学と精神生理学

      巻: 31(2) ページ: 152

  • [雑誌論文] 女子大学生の睡眠-覚醒リズムと作業効率及び唾液コルチゾールの日内変動2013

    • 著者名/発表者名
      野々口陽子・寺田衣里・山田冨美男・広重佳治
    • 雑誌名

      生理心理学と精神生理学

      巻: 31(2) ページ: 154

  • [雑誌論文] 睡眠制限による睡眠改善のアクチグラフ研究(2)2013

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 雑誌名

      日本心理学会第77回大会発表論文集

      ページ: 468

  • [雑誌論文] 小児期から青年期までの睡眠問題を考える:大学生の睡眠改善の試み2012

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 雑誌名

      睡眠医療

      巻: 5(4) ページ: 442-448

  • [雑誌論文] 睡眠困難の認知行動的介入と睡眠のホメオスタシス調節の実験的検証2012

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 雑誌名

      心理科学

      巻: 33(2) ページ: 23-31

  • [雑誌論文] 睡眠制限下における睡眠感孤気2012

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 雑誌名

      生理心理学と精神生理学

      巻: 30(2) ページ: 202

  • [雑誌論文] 看護師の休息活動リズムとヒューマンエラーについての一考察2012

    • 著者名/発表者名
      野々口陽子・山田冨美男・広重佳治
    • 雑誌名

      生理心理学と精神生理学

      巻: 30(2) ページ: 207

  • [雑誌論文] 軽度断眠は睡眠のホメオスタシス調節を駆動するか2012

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 雑誌名

      生理心理学と精神生理学

      巻: 30(3) ページ: 217-225

  • [雑誌論文] ホメオスタシス性睡眠調節と睡眠制限に基づく睡眠改善の実験的検討2011

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 雑誌名

      生理心理学と精神生理学

      巻: 29(2) ページ: 84

  • [雑誌論文] 穏やかな断眠と徐波睡眠の改善2011

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 雑誌名

      生理心理学と精神生理学

      巻: 29(2) ページ: 94

  • [雑誌論文] 睡眠制限による睡眠改善のアクチグラフ研究2011

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 雑誌名

      日本心理学会第75回大会発表論文集

      ページ: 490

  • [学会発表] 睡眠制限による睡眠改善のアクチグラフ研究(2)2013

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 学会等名
      日本心理学会第77回大会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター・札幌市業振興センター
    • 年月日
      20130900
  • [学会発表] 累積的軽度断眠下で生じる徐波睡眠増強の多様性2013

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 学会等名
      第31回日本生理心理学会大会
    • 発表場所
      福井大学
    • 年月日
      20130500
  • [学会発表] 女子大学生の睡眠-覚醒リーズムと作業効率及び唾液コルチゾールの日内変動2013

    • 著者名/発表者名
      野々口陽子・寺田衣里・山田冨美男・広重佳治
    • 学会等名
      第31回日本生理心理学会大会
    • 発表場所
      福井大学
    • 年月日
      20130500
  • [学会発表] 看護師の精神的健康度とヒューマンエラーについての事例研究―朝型・夜型の視点から―2012

    • 著者名/発表者名
      野々口陽子・山田冨美男・広重佳治・寺田衣里
    • 学会等名
      日本健康心理学会第25回大会
    • 発表場所
      東京家政大学
    • 年月日
      20120900
  • [学会発表] 軽度断眠におけるストレスとホメオスタシス調節の比較検証2012

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 学会等名
      日本睡眠学会第37回定期学術集会
    • 発表場所
      パシフィコ横浜
    • 年月日
      20120600
  • [学会発表] 看護師の休息活動リズムとヒューマンエラーについての一考察2012

    • 著者名/発表者名
      野々口陽子・山田冨美男・広重佳治
    • 学会等名
      第30回日本生理心理学会大会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      20120500
  • [学会発表] 睡眠制限下における睡眠感と眠気2012

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 学会等名
      第30回日本生理心理学会大会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      20120500
  • [学会発表] 睡眠制限による睡眠改善とホメオスタシス調節:青年期大学生の場合2011

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 学会等名
      日本睡眠学会第36回定期学術集会
    • 発表場所
      国立京都国際会館
    • 年月日
      20111000
  • [学会発表] 睡眠制限による睡眠改善のアクチグラフ研究2011

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 学会等名
      日本心理学会第75回大会
    • 発表場所
      日本大学
    • 年月日
      20110900
  • [学会発表] 人の睡眠調節のサーカディアンリズムとホメオスタシス~シンポジウム:朝型夜型と徐波睡眠~2011

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 学会等名
      第29回日本生理心理学会学術大会
    • 発表場所
      高知大学
    • 年月日
      20110500
  • [学会発表] 穏やかな断眠と徐波睡眠の改善2011

    • 著者名/発表者名
      広重佳治
    • 学会等名
      第29回日本生理心理学会学術大会
    • 発表場所
      高知大学
    • 年月日
      20110500

URL: 

公開日: 2015-07-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi